要件を満たすコンタクト
その軽さで気持ちがグンと楽になりました」。
除去食治療中の子どもを他人には預けられないと、T病院初めての子連れ入院。
自分の断食治療中に子どもの食事を作らなくてはならない。
「二歳だった娘がニャンニャンして(かみ砕いて)くれとせがむんですよ。
それと、断食中はすまし汁と黒砂糖をくれるけど、娘が貴重な(?)黒砂糖をほしがるのには困りました」だが、断食で症状が悪化。
ストレスが原因だから、結局、ライフスタイルを変えなさいと言われる。
退院後、友だちに電話して、いつものように自分の辛さを訴えた。
「そのとき、『あなたと話していたら、マイナスのエネルギーをもらうから、もう電話をかけないで』と言われた。
その言葉にハッと気づかされました。
昔の私はどうだったんやろう。
いつも明るくて、やりたいことをやってきたのに……。
アトピーがなんや。
私ら親子は楽しく生きるぞ、と」そう思った翌日の顔は実に晴れ晴れ。
夫からも顔つきが違うと言われた。
それからは、本当にあっという間にMさんのアトピーが治った。
「アトピーしか見えないときは、極端に言えば何をやっても効果が薄い。
でも、アトピーという事実を受け入れたら、すごく楽になるのね。
たとえば、ひどいアトピーの子を一週間預かったことがある。
そのお母さんが必死だから、子どもを解放させるつもりで。
お米がだめだったのに、三日目から食べてもひどくならない。
一週間後には卵を食べても平気で、本人はかゆがらないし、逆に肌の状態がよくなった。
自分の経験も含めて、ストレスってとても影響するんだなと感じました」Mさんは「私にとってアトピーは自己発見だった」と実感している。
実は次女もアトピーで、一から食事療法をやっているが、もう余裕だ。
「母乳中だから、私も除去食をしているけれど、どうしても食べたいときは食べる。
それをがまんするよりも、大事なのは子どもとどれだけ豊かに接するかですもの」子連れで外出すると、見知らぬおばさんからよく、「かわいそうやなあ」と言われた。
以前は「かわいそうと違います」と言い返していたが、いまは「ありがとう」と言えるようになった。
「ありがとうと言ったら、そのおばさん、自分の知っている知識を教えてくれるの。
そんな会話が楽しく思えるようになりました。
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